特集special

かんたんかわいい大人の夏のアップスタイル

トータルビューティーサロン「Roops」代表上妻正人

はじめまして。
南青山にあるトータルビューティーサロン「Roops」代表の上妻正人です。普段はサロン以外でもモデルやタレントのヘアメイクを担当しています。
このコラムでは、「女性を外見だけではなく内面からキレイにする」をモットーに、かんたんに取り入れていただけるスタイリングのコツや、マンネリに陥りがちなスタイルにトレンドを吹き込むポイントなどをたのしくご紹介していきたいと思っています。
どうぞよろしくおねがいいたします。

暑い夏はアップスタイルで、後ろ姿も涼やか美人に。

コラム初回の今回提案するのは、大人の夏のアップスタイルです。
汗をかいてせっかくのセットも崩れやすいこの季節。首まわりにまとわりつく髪の毛をすっきりアップにすることで、暑い夏を涼やかに過ごすことができます。普段ダウンスタイルの多い方ほど後ろ姿に意外性のあるかわいさを演出すれば、美人度もアップ。
かんたんかわいい大人のアップアレンジをマスターして、2016夏をたのしみましょう。

夏のアップスタイル、プロのテクニックは「残し」・「引き出し」・「ねじり」。

最近のトレンドは、ゆるっと自然なラフさを残したまとめ髪。しかし、セルフアレンジで陥りがちなのは、クリップやバレッタで止めただけのゆる過ぎヘア。止めた瞬間に満足した後れ毛も時間とともに崩れ、ただの不器用なぼさぼさヘアになってしまった、そんな経験はありませんか?
そこで、今回はプロが使っている「残し」・「引き出し」・「ねじり」の3つのテクニックをセミロングとロングの2つのスタイルでご紹介します。

どんなアレンジもベースが肝心、コツをおさえて。

アップスタイルのベースは、軽くコテで巻き、髪にはまとまりをもたらすワックスで、艶と潤いを与えておきましょう。あくまでベースなので、巻きは適当でもOKです。ワックスが固まってついてしまうとやり直しがきかないので、少しずつつけるのがポイント。手のひら全体にハンドクリームのように伸ばして髪全体に。

自然で適度な後れ毛を、プロの「残し」テクで。

自然なアップスタイルに欠かせないのが前髪やサイドの後れ毛。かといって多すぎたり、自然の流れに逆らったりしてしまうのは厳禁です。
「残し」を上手に作るためには、あくまで後れ毛を自然に落とすこと。鏡を見ながら手ぐしで髪を高い位置に束ねるようにして、自然に落ちた前髪やサイドの細い束を少し残してみましょう。あくまで自然な「残し」を生かすのがポイントです。

「残し」テク

ナチュラルなルーズさを演出するのは「引き出し」のテクニック。

ルーズさを演出したいからといって、間違いやすいのは、本当にルーズに結んでしまうこと。時間と共にだらしなく崩れてしまいます。
プロがルーズさを演出する際は、根元はきっちりと結んでから、「引き出し」のテクニックで自然さを出します。
今回のセミロングアレンジでは、サイドにアップするスタイルをご紹介します。まず、左右の髪をブロックし、左側だけをゴムでしっかりと結びます。

そのあとゴムの根元をしっかりと支えて、もう一方の手で毛束をトップに向かって「引き出し」ます。
手ぐしでかきあげてまとめたような自然さを出しつつ、根元はしっかりと押さえているので、長時間スタイルが崩れにくくなります。

「引き出し」テク

「ねじり」で仕上げてスタイルを立体的に。

平面的にタイトにまとめるより、編み込みや「ねじり」など立体的な表情をつけると、更に洗練されたスタイルを仕上げることができます。今回のセミロングスタイルでは、もう半分の髪を襟足にそってねじりながらピンで止めていきます。
「ねじり」は立体的な表情をもたらすと共に、スタイルを崩れにくくする効果ももたらします。ねじったあとは、数か所加減しながら「引き出し」し、後ろ姿の表情も豊かに作っていきます。

「ねじり」で仕上げ
完成

ロングヘアの新鮮お団子アップスタイル。

次にご紹介したテクニック使って、ロングヘアのお団子をゆるっと今年風にまとめてみます。
ベースをコテ巻きとワックスで作っておきます。

前髪の「残し」を作ったあと下半分をゴムで結びます。

「残し」テク

さきほどと同様にここは根元をしっかりと固定します。
毛束を丸くまとめるようにしてお団子を作ります。お団子の位置は、高いほど若い印象に、低いほど落ち着いた印象になります。大人があまり高い位置に作ってしまうと、無理な若作りの印象になってしまうので、位置決めも慎重に。

お団子の位置決め

次に上半分をふんわりかぶせるようにしながら、ゴムの根元に巻き付けていきます。ピンで固定したあと、「引き出し」テクで、トップの高さと全体のルーズ感を作っていきます。

「引き出し」テク
完成

いかがでしょうか。
次号は、秋のトレンドスタイルをご提案します。
おたのしみに。