特集special

髪と頭皮をいたわる! 頭髪の健康を保つためのコツ

予防医学・毛髪専門クリニック ヘルスケアクリニック麹町 院長橋口華子氏

みんなが気になる「髪の悩み」と「対策法」について、予防医学・毛髪専門クリニックの院長、橋口先生にうかがってきました。

Q. 髪ってそもそもいつ作られるものなのですか?

A.人間はほぼ一日二足歩行で立っているため、起きている間は頭に血液がいきにくい状態になります。額や頭頂部の血管はほぼ毛細血管で形成されているため、日中はどうしても頭頂部に血流が行きにくい状態になってしまいます。
では「頭に血流が一番いくときは?」というと、頭が心臓と同じ高さになったとき、すなわち夜寝るときです。つまり横になることで酸素や血流が頭頂部にいくため、髪にとっては夜寝ている時間帯こそが非常に大切なのです。

そんな髪の毛が作られる時間帯の前には、しっかりと頭皮を清潔な状態に整えておくことが大切です。寝る前にきちんとシャンプーをして頭皮を乾燥させることで、頭皮環境を整えることができます。さらに髪のことを考えるのならば、最も効果の出やすい寝る前のタイミングに、育毛剤をつけておやすみいただくのがおすすめです。

寝る前に頭皮を清潔な状態に整えて、髪の毛が作られやすい環境を作ることが大切

Q. 夜遅くまで仕事をしている人もいると思うのですが、やはり「睡眠不足」は髪にも悪い影響があるのでしょうか?

A.研究結果によると、睡眠不足によって髪や頭皮に関連するさまざまなホルモンバランスが乱れ、育毛・発毛に悪影響が生じることがわかっています。さらに睡眠不足は肥満にも結びつくため、注意が必要です。

また、人によっては睡眠時間が短いことを指摘すると「電車の中で寝て補っている」という人がいます。しかし、頭頂部まで血流を届けるという観点から考えますと、やはり眠るだけでなく、身体を横にして休むことが頭皮にとっても大切です。横になることによって酸素や栄養が頭頂部まで行き渡りますので、頭皮環境を整えた上できちんとおやすみいただくということが重要となります。

連日遅くまで仕事をしている人は要注意! 「睡眠不足」は髪にも悪影響

最後に、 頭皮の健康は一日にしてならず。やはり日々の習慣が大事ということですね。

はい。健康な頭皮を作るには、清潔に保つこと、洗ったあとはしっかり乾かすこと、そして良質な睡眠を得ることがなにより重要です。日々の習慣を見直し、髪と頭皮の悩みを解決しましょう!