Columnコラム

齋藤薫

美容ジャーナリストの先駆者的存在。多数の美容記事の執筆のみならず、製品開発のアドバイザーや講演会など幅広く活躍。生活者の心情に寄り添う独自の美容論で多くの女性を魅了。
新刊『“一生美人” 力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版) ほか、著書多数。

自分へのご褒美で、もっとも価値あるもの……
それは"シンデレラ効果"を生む魔法の杖。

さあ、1年頑張った自分へのご褒美は、何にしよう。

さあ、1年頑張った自分へのご褒美は、何にしよう。 クリスマスには、自分に何を贈ろうか……どちらにしてもこの時期、何か町をそぞろ歩くだけでウキウキしてしまうのは、そういう高揚感からなのだと思う。理屈抜きに、自分が自分を、"豊かにきれいに幸せにしてあげられそうな予感"があるから。

ましてや、プレゼントには"もらう喜び"と"贈る喜び"があるけれど、自分へのご褒美にはその両方があるからこそ、心が躍るのだ。 そして誰が決めたか、自分へのギフトの絶対条件は、自分をキレイにするもの。自分を輝かせるもの。

しかも私たち女はそのご褒美に"ある思い"を込める。それは、普段は買うのにちょっと勇気のいる、少しだけハードルの高いものを、でも「これはご褒美だから」とある種の勢いを借りて思い切って買ってしまう。そのための"おまじない"が、「自分へのご褒美」と言う意味づけなのだ。

そういう意味で、ジュエリーやブランドバック、ファーといったものが揺るがぬ定番だったわけだけれど、にわかに浮上してきたのが美容機器。 確かに、"夢を叶える"と言う意味で、ずっと欲しかったブランドバックに通じるものがあるのかもしれない。一方で、美容機器を買うのにはやっぱりまだ勇気がいると言うことなのだろうか。

とは言え、最新鋭にして究極の美容機器でも、高級クリーム一個分の価格……。参考までに、今最も多機能にして高機能と言われる美容機器は、4万円前後である。

しかも、みんなが忘れがちなのは、美容モノとは言え消耗品ではなく、あくまでキレイを作る家電であるということ。長く長く使いつづけていくものだけに、夢を叶えるモノとしては、"別格のコスパ"を誇っている。

そして何より、多くの人がまだ気づいていないのは、美容機器の「人をきれいにする驚くべきスピード」。

化粧品で言うところの即効性とは、少し意味が違う。その場で"肌が持ち上がる"、ほんの10分の使用で完成する"目に見える変化"は、むしろメイクアップに近い。

いやもっと言うなら、化粧品よりも美容医療に近いもの。例えば、最新鋭と言われるヤーマンのRFリフト機器は、美容クリニックで受けるのが基本の、ラジオ波によるリフトアップやフォトフェイシャル、EMSなど、1台で機能を5つも6つも同時に搭載していて、驚かされる。知らないうちに、美容機器は信じられないほど進化していたのだ。

それこそ、この20年でポケベルがスマホになった位の技術的な進化があったとと考えてもいい。だから、ライバルは化粧品ではなく、美容医療、それが今の美容機器なのである。

だから紛れもなく、1回で効果が出る。もちろんプチ整形のレベルまではいかないけれど、でも毎日続けることで、言うならば、美容医療の施術を毎日小分けにして積み重ねていく、プチ整形の貯金のような働きをするのだ。

毎日その場で肌が持ち上がり、キメが整い、肌が明るくなる。言うなればシンデレラ効果。毎日でもすぐ使える、すぐ上がる、そのスピードはまさにシンデレラの魔法の杖……。 少し前まで、自分へのご褒美には「エステに行く」と言う発想があったけれど、1回きりではない、毎日毎日使えて、エステを超えるような効果を毎日毎日鏡で見られ、自分で自分を見違えさせる。自分のキレイを自分で作れるのだ。

その幸せ、その充実感、満足感は、体験してみないとわからないほど大きいもの。だから自分へのご褒美に美容機器を、と考えるのは、女として今とても正しい選択なのである。